大阪の万博記念公園に、新しく複合施設がオープンしました。
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三井不動産が大阪府吹田市千里万博公園に完成させたエンターテインメントとショッピングの日本最大級の複合施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」が19日、グランドオープンを迎えた。三井不動産商業マネジメントの石崎庸一EXPOCITYオペレーションセンター所長ら関係者がテープカットを行い、開業を祝った。敷地は約17ヘクタールで、25棟で構成する施設群の総延べ床面積は約22万平方メートル。設計・監理は竹中工務店、施工は竹中工務店・竹中土木JVが担った。
セレモニーで石崎所長は「70年大阪万博のような熱気を呼び起こすように頑張る。日本を、そして世界を代表するランドマークにしたい」とあいさつ。日本万国博覧会記念公園事務所の大門芳一所長は「この地に素晴らしい新たな魅力を呼び込んでいただいた。多くの人に愛され、発展されることを願う」と祝辞を述べた。
エキスポシティは大型エンターテインメント施設である「NIFREL(ニフレル)」や、体験型英語教育施設「OSAKA ENGLISH VILLAGE」、体験型エデュテイメント施設「ポケモンEXPOジム」、自然体感型施設「オービィ大阪」、「ひつじのショーン」の体験型アミューズメントパーク「ENTERTAINMENT FIELD」、「109シネマズ大阪エキスポシティ」、移動遊園地「ANIPO」、日本一の大観覧車「REDHORSE OSAKA WHEEL」(16年春開業予定)と、商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーとEXPOCITY」で構成。
全体の構造はS造一部SRC・RC造。階数は地下2階地上3階建て。延べ床面積は22万2506平方メートル。14年7月1日に着工し、今月15日に完成した。
(日刊建設工業新聞2015/11/20)