瓦の特性を活かした陶板壁材

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粘土瓦の特性を活かした陶板壁材が10月から発売されました。
焼き物はどちらかといえば屋根材のイメージでしたが、外壁材としても優れているようです。特性を紹介します。

粘土瓦メーカー鶴弥(愛知県半田市)は10月1日、粘土瓦の特性を活かした陶板壁材「スーパートライWallシリーズ」を発売する。
2012年10月から陶板壁材の研究・開発をスタート。今年3月に基礎研究を完了、内外で使える壁材として量産化に成功した。
やきものの自然な風合いと高級感のある質感が特徴。粘土瓦同様に高温焼成することで硬い陶器質を形成、高い耐久性を発揮する。変色・変質しにくく下地処理や塗り替えが不要なためメンテナンスコストを抑えることができる。

サイズは表面デザインにより異なり、長さ1810(900~2000)x働き幅303x厚み20mm。中空形状とし軽量化(約30kg/m2未満)を実現した。
耐凍害製品。基本パターン3種、5色。

<スーパートライWallシリーズの特徴>
(1) 耐久性:原料粘土を高温で焼き締めることによる高耐久性
(2) 意匠性:焼き物特有の落ち着いた風合いと高級感のある質感
(3) 施工性:中空形状による軽量化、大判化・金具留め工法による窯業系サイディング同等の施工性

↑金具での留め付けが可能なため、施工性は窯業系サイディングと同等。

(2015/9/30新建ハウジング)

 

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