東京44度、札幌41度… 環境省の2100年天気予報

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最高気温は東京、名古屋で44度、札幌でも41度……。地球温暖化対策が進まなかった場合の未来を描いた動画「2100年未来の天気予報」を環境省がウェブサイトで公開している。

動画はテレビの天気予報番組をイメージし、気象予報士が全国の気温などを紹介する。最高気温は高知県四万十市で44.9度に達し、各地で軒並み40度を超える。気温30度以上の真夏日は那覇で184日、札幌でも40日に上り、予報士は猛暑による熱中症への警戒を呼びかける。

温暖化が進めば、気温上昇により大気中の水蒸気量が増えるため、大雨が発生しやすくなる。動画は局地的な豪雨や川の氾濫、崖崩れの多発も映像を交えて伝える。

この天気予報は、全世界で温暖化対策が全く進まなければ、日本の年平均気温が4.5度上昇するとの気象庁予測に基づく。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書を前提に試算した。〔共同〕

 

日本経済新聞 2018/9/16

時事

投稿者: 永田