阪神交易は、手動式屋根材スレートカッター「バリオカット」を発売した。住宅の建築や補修の現場でスレート(板状の屋根材)切断の機能性向上ニーズを見込み、2017年に約1000台の販売目標を掲げている。
同製品は仏エドマ製。発生する粉じんやホコリの量、騒音を抑えられる。直線、0―90度の角度で最大12ミリメートルの板厚のスレート切断が可能。幅210ミリ―320ミリメートルのスレートを固定するストッパーは着脱可能で、取り外すと長さに関係なく直接切断できる。また持ち運びも想定し、約8・4キログラムと軽量化している。
切断時に本体を支える架台と集じんボックスを付属。手元での切断や穴開けパンチ加工向けの「マット」や、繊維強化セメント板にも対応した「コロコカット」も販売する。
(日刊工業新聞2017/4/6)
