【平兵衛くん防水改修版】屋根立面図モードと屋根伏図モードの違い

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平兵衛くんでの屋根の拾い方は2種類あります。
「立面図モード」と「屋根伏図モード」です。
2つのモードの違いをご説明します。


立面図モード

立面図を読み込ませ、屋根の絵をなぞることで拾い出します。(操作方法は屋根伏図と同じです。)

立面図からの拾い方

①拾い出す項目を選択します。
②入力方法を選択します。
③勾配を設定します。
④図面上をクリックでなぞります。

立面図モードを使うメリット・デメリット

◇メリット
・竪樋まで拾える

◇デメリット
・勾配の緩い屋根ほど、クリックのずれによる面積誤差が大きくなる
・隠れている部分が拾い漏れる可能性がある


屋根伏図モード

屋根伏図を読み込ませ、屋根の絵をなぞることで拾い出します。(操作方法は立面図と同じです。)

屋根伏図からの拾い方

①拾い出す項目を選択します。
②入力方法を選択します。
③勾配を設定します。
④図面上をクリックでなぞります。

屋根伏図モードを使うメリット・デメリット

◇メリット
・屋根の全体が見えている、拾いの重複や漏れが起きにくい

◇デメリット
・勾配の急な屋根ほど、クリックのずれによる面積誤差が大きくなる
・立面図や平面図と違い、屋根伏図は図面自体が用意されていないことが多い


<操作は同じなので、手元にある図面と勾配の緩急でどちらを使うかを決めたらいいですね!
個人的には立面図だと谷を拾い忘れてしまうので、伏図の方が好みです。平面図にうっすら屋根伏図の線が書かれていることもあるので、それを屋根伏図として使うこともあります!

<屋根モードを選ぶときの注意点として、読み込む図面と拾うモードをしっかり一致させることが重要です!
異なる図面のモードで拾うと計算が合わなくなりますので、モード選択のときはしっかり確認してからスタートしてくださいね。

投稿者: 永田