【坪拾い】中間水切の拾い方

image_print

坪ちゃんは疑問に思っています。
いつも通り物件を拾っていたところ、先輩から「今回はちゃんと中間水切の本数も出しておいてね」と言われました。坪拾いを使い始めて数年…坪ちゃんは”中間水切”を拾ったことがなかったようです。
インターネットで調べるとなんとなく外壁の部材ということが分かったのですが、坪拾いで拾う方法が分からないみたい。

今回は坪拾いで中間水切を拾う方法をご紹介します。


1.中間水切とは

外壁の途中(1階と2階の間など)に取り付ける部材で、雨水が外壁内部に浸入するのを防ぐ役割があります。中間水切の多くは、サイディングを縦の方向に張っていく”縦張り”で拾われます。
今回坪ちゃんが拾っている物件も縦張りのようですね。

横張りでも上下の張り分けが行われる場合に使われることもあるようです。

2.坪拾いでの拾い方

坪拾いで「中間水切」という拾い項目は見当たりません。ではどう拾えばいいのでしょうか。

ここでポイントとなるのが、中間水切は縦貼りで1階と2階の間につく部材であること。ピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、同じような部分に必要な部材に「横目地」という項目があります。
「横目地」は拾い項目として登録がありますので、ちょっとそちらを確認してみましょう。

拾い項目「横目地」の中に中間水切が部材として登録されていました。つまり”「横目地」を入力すれば中間水切が拾える”ということになりますね。

”中間水切を拾いたいから中間水切という拾い項目が必要…!”と思いがちですが、実は別の項目名で拾われているパターンもあります。

割付部材設定画面で目地自動配置の横目地にチェックを入れておけば、面積を囲った際に横目地が自動配置されます。

積算結果では、横目地の項目の中に中間水切が出ていることが確認できます。

目地自動配置のチェックを付けないまま入力を進めていた場合はこちらの記事をご覧ください。
【坪拾い】目地を後から入力する

<無事、拾えました♪

投稿者: 永田