【坪拾い】屋根伏せ拾い出し練習問題③

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練習問題前に… 屋根伏せ図モードを初めて使われる方へ

まずは屋根伏せファーストステップマニュアルで基本機能をチェックしてください!

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練習問題3

屋根伏せ図モード機能習得のための、練習問題をご用意しました。
難易度 ★★☆☆☆
作図時間目安 5分以内

ぜひ図面をダウンロードしてチャレンジしてみてください。
図面→ https://software.sanyu-apps.com/download/yanefuse/yanefusepractice3.pdf
答え合わせと手順は下記に記載します。


☆この伏せ図を作るポイント

①屋根の出幅込みで外壁線を作成
②軒袖変更で異勾配設定


答え合わせ

↓完成図

↓積算結果 ※拾出表示にしています


作成手順

①平屋のため、1Fの平面図を確認します。
今回は、平面図上の寸法に屋根の出幅500mmをプラスした値で外壁線を作図します。

②屋根形状設定画面を設定します。
勾配:   7寸
軒出幅:  0mm(外壁線に出幅を含めたため)
袖出幅:  0mm(外壁線に出幅を含めたため)
屋根形状: 寄棟

【軒袖変更】を設定します。
西側の軒を「袖」に変更します。

④東側の軒については、「軒」の12.5寸に変更して設定します。

【屋根材割付】ボタンを押して、屋根材を配置したら完了です。


補足:なぜ出幅を込みで外壁線を取るのか?

坪拾いでは基本的に、外壁線の角を隅棟が通るように作図されます。
異勾配の場合は、隅棟の角度が変わる影響で隅棟が屋根の角を通らなくなってしまいます。
そのため外壁線を屋根のラインで取ることで、屋根の角から隅棟を配置できるようになります。

外壁線入力は必ずしも壁の寸法で書かないといけないという決まりはありません。
最終的な屋根の形が一致するように工夫するのがポイントです。


その他の練習問題

練習問題①
練習問題②
→NEXT 練習問題④

投稿者: 佐藤