平兵衛くんではのWバーSバーの軽鉄天井下地に加え、角スタッド天井も拾うことができます。
設定方法をご案内します。
角スタッド天井の設定方法
割付天井下地で角スタッド用の割付天井下地を設定して部屋を入力してください。
角スタッド天井が選択肢にない場合はこちら
画面表示を、モード「天井表示」・割付「下地」にすると角スタッド天井の割付が図面上に表示されます。

割付イメージ
角スタッド : 野縁WW間隔の指定間隔ごとに取り付きます。
ランナー : 角スタッドと直行する壁と同じ長さで設置されます。

角スタッドは基本的に部屋の短手方向へ割付されます。
割付の向きを変えたい場合は、【天井編集】→部屋を右クリック→プロパティ画面の「下地」タブで[向き変更] を行ってください。
※角スタッド天井の場合、野縁受けや吊りボルトは自動配置されません。
必要な場合は[下地]メニューで手動追加してください。手動追加の方法はこちら
角スタッド・ランナーが追加で必要な箇所には
角スタッド→「野縁S」 ランナー→「野縁W」
を選択して追加してください。
集計の見方(部材数量)
角スタッドの部材数量は、部材拾い集計で確認してください。

基本的に角スタッドは長さ別に集計されるため、0.1m単位でスタッド高が分けられ、それぞれの本数が出力されます。
ランナーは定尺で割った本数が出力されます。
角スタッド天井の割付設定
定尺などの設定は各種設定の【割付設定】から変更することができます。
[各種設定]→[割付設定]を開き、天井下地の項目内にある【角スタッド天井設定】から行ってください。

<角スタッドの取り回し設定>
初期設定では「0mm未満は取り回しを行う」=取り回しはしない設定になっています。
ここに数字を入れることで、〇〇㎜未満の短い角スタッドは設定した定尺から取り回して本数を出力します。
定尺より長い寸法は設定できませんのでご注意ください。
<ランナーの取り回し設定>
設定した定尺で取り回した本数が出力されます。
角スタッド天井を項目に追加する
入力画面の選択肢に角スタッド天井の項目がない場合は、追加登録が必要です。
以下の手順で登録してください。
【各種設定】‐【仕様設定】を開きます。

[天井下地設定]で角スタッド天井用の割付下地を用意します。
①「野縁」を「角スタッド」と設定します
②「野縁間隔」にスタッドの間隔を設定します
※野縁受けは自動では設置されないため、「野縁受間隔」は設定しても何も影響はありません。

部材拾いを行う場合は【部材登録】から詳細部材登録を行ってください。
詳細部材登録画面では下図のように設定を行います。
角スタッド部材は長さごとの集計を行うので、部材一覧の表で「高さ別集計」にチェックを入れておいてください。

根拠については在来工法の名称になっています。
角スタッド材の根拠は以下のように選択してください。

※1野縁受けと角スタッド材の交点の数
※2割付設定の「取り回し定尺」を定尺とした角スタッド材のジョイント数
※3割付設定の「ランナー定尺」を定尺としたランナー材のジョイント数
※天井の項目追加・部材登録の方法が分からない方はこちらのページも参照してください。