海外事業の主要拠点である瀋陽CADセンターに行ってきました。遼寧省瀋陽市というところにあります。来るのは約1年4か月ぶり。昨年の今頃は、まだ記憶に新しいかと思いますが、尖閣諸島問題から始まった日中不安の時期でした。各地で反日運動が起こっていたので、「わざわざ今行くことないか・・・」と思っているうちに1年以上が経ってしまった次第です。
今回の目的は二つ。久しぶりになってしまったので、ここで行っている事業のテコ入れと、日本からお客さんが来られるのでその対応です。
ここ瀋陽CADセンターで行っている事業は簡単に言うとCADによる図面の作図と、内装工事などの積算業務です。細かく分けるともっといろいろあるのですが、大雑把にはこの二種類で、もちろんそれらは日本の会社から請けている業務です。
全体的に女性が多い職場です。別に女性に限定しているわけではないのですが、自然と女性が残っていきます。CADも積算も根気と丁寧さが必要な仕事ですので女性のほうが向いているのかもしれません。人事面での悩みの一つが定着率の低さ。よく言われる事ですが、中国人はすぐに辞めてしまいます。とはいえ、それも織り込んでの中国展開。定着率が低い前提でやっているのですから、それを悩みにしてはいけないのかもしれません。中には3年以上勤めてくれている社員も多くいますし。
仕事ばかりしてても何なので、夜はお客様とメンバーで四川料理で懇親会です。
(顔出し無許可)
10名ほどで円卓囲んで、腹いっぱい食べてビールも2ダースくらい空けて、瀋陽名物白酒(小瓶)も飲んで、1000元弱。16000円程度です。ここの四川料理は中国内では少し高級料理の部類なので、日本価格と比較すると安いと言えば安いですし、意外と安くないという印象を受ける方もいるでしょうし。
まだまだ課題の多い中国事業ですが、次回はもう少し早めに来なければいけません。本格的な冬になるとこの地域はマイナス25度になりますから。