太陽光発電の先進国ドイツへ ?

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マンハイム郊外の屋根置き
訪問日:2015 年 11 月 23

マンハイム郊外のネイルサロン屋上の一般的な屋根置きを見学。

一見普通の屋根置き。パネルはフランス製。 ここは架台の設計にこだわりがある。屋上も基本的には防水処理がしてあるのでビスを打つことができない。その為ここはレールを単に置いただけの構造になっている。説明によると、レールのところどころにおいてあるブロックが重しの役目をしており、この位置は綿密な計算で割り出しているとの事だった。見たところブロックは普通のコンクリー トブロックで、さほど大きなものでもない。

さらに、パネルには 5 度の角度が付けられているのだが、その背面のアルミパネルは太陽光パネルの下にもろに風圧を受けないような工夫であり、逆に両サイドに蓋をせずに開けているのは、ここから風が抜けるようにという工夫だとの事。必要最低限の風対策がここのこだわりのようだ。

興味深かったのは、電力会社による出力抑制の仕組み。ドイツの電力会社はこのレベルの発電施設でも発電量をモニタリングできるようで、電力需要が小さなときにはこまめに出力抑制をリモートで行うとの事。スイッチが 4 段階ほどついており、100かゼロかではなく、その時の需給によって段階的に制限するようだった。この機械はまだ日本ではないようで、他の参加者の方々にとっても興味深かった様子。

 

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