拾い項目「軒天面積」では、軒天の㎡数が拾えるようになっています。
今回の記事では、軒天材の”枚数”を拾う方法を2種類ご紹介させていただきます。
方法1.拾い項目「軒天面積」で拾う(㎡数から枚数を求める)
軒天面積に部材登録をすることで枚数を拾う方法です。
・メリット:部材登録を行えば、入力方法は変わらない
・デメリット:㎡数から枚数を計算しているので、概算の枚数しか出せない
部材登録の方法
1.タイトル[部材登録]→[外壁]を開く。
2.検索条件を指定し、拾い項目「軒天面積」の[編集]を開く。
3.副部材一覧に「軒天材」を追加する。(計算式は「1/(軒天材1枚当たりの㎡数)」に設定)
4.右下の[反映する]で保存し、[閉じる]で部材登録を終了する。
※部材登録の方法は「各種ダウンロード>部材登録マニュアル」をご覧ください。
方法2.拾い項目「面積」で拾う(割付した枚数を使う)
軒天面積を面積で入力する方法です。
・メリット:「面積」を使用することにより、割付を考慮して取り回した枚数を拾うことができる
・デメリット:拾い項目「軒天面積」を使用するよりも、入力作業が多い
入力方法
1.使っていないグループ(例:グループB)に軒天材のサイズを設定する。
2.”軒”は、四角形の[サイズ入力]の状態で、横幅だけ合わせて高さは適当にクリックし、サイズ変更画面で高さの欄に奥行の数値を設定する。
”けらば”は[マウス距離測定]でけらばの長さを測定し、図面上の適当な位置をクリックし、サイズ変更画面で横幅は先ほど測定した数値・高さには奥行の数値を設定する。
3.全ての入力が終わったら[切物計算]を開く。1物件で使える割付モードは1種類のみのため、先に軒天材の割付枚数だけ確認する。
割付モード選択を「詳細取り回し割付」に変更し、軒天材のグループ(例:グループB)の枚数をメモしておく。
4.割付モード選択をサイディングに適したものに変更(例:通常取り回し割付)し、[積算結果]を開く。
軒天材で使用したグループの面積の部材を調整する。