屋根伏せ図モードにおいて、下図のような部屋の上にかからない下屋の取り方をご説明します。
通常、1階の部屋の上に載っている下屋なら1階の部屋の外壁線を入力します。
しかし部屋の上にかからない庇状態の下屋は、どうやって書いたらいいか迷われる方も多いのではないでしょうか。
設定方法
庇を取る場合のポイントは「出幅を含めた屋根の形を外壁線として書く」です!
まずは【外壁線入力】を行います。
外壁線は、出幅の数値も含めた屋根自体の寸法で書きます。
壁取り合いの袖部分も含めて書きましょう。
【辺ごとに設定】を選びます。
先に属性設定を行います。軒・袖・片流れの出幅は「0」にしてください。
辺ごとに「軒」や「袖」の指定をします。赤くなったラインに対して指定していきます。
※片流れ屋根で設定した後に【軒袖変更】してもOKです!
【屋根材割付】で割り付けて完成です。
今回の屋根は自動で屋根材配置できます。
1階の部屋は離れていて、屋根がつながっている形状の場合もこの方法で入力します。