【平兵衛くん防水版】
屋根伏図モードをご利用のお客様へ:重要なお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

2025年8月4日(月)に予定しておりますVer02.09.000のバージョンアップについて、屋根伏図モードをご利用のお客様へ重要なお知らせがございます。

今回のバージョンアップでは、屋根拾いモードに新たに「立面図からの拾い」が追加されます。
これに伴い、屋根伏図モードも新しくなります。
(基本的な操作方法や画面構成に変更はありませんのでご安心ください。)

バージョンアップ後、Ver02.08.003以前の屋根伏図モードは、ソフトウェア上で「旧屋根伏せ」という名称になります。

◆バージョンアップ前のデータをご利用される場合の注意点

Ver02.09.000より前に作成された物件は、新しい屋根伏図モードには対応しておりません。
アップデート後、「旧屋根伏せ」モードは初期設定で非表示になります。バージョンアップ前に作成した物件を開く場合は、以下の設定をお願いいたします。

 1)【システム設定】を開いてください。

 2)「その他の設定」にある「旧屋根伏せバージョンを使用する。」にチェックを入れてください。

このチェックを入れることで、新しい屋根伏図モードと旧屋根伏せモードの両方がご利用いただけるようになります。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
今後とも弊社製品をご愛顧いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。




【平兵衛くん】「開口元の間仕切を選択してください」というメッセージで開口できない

坪ちゃんが困っています。どうやら開口を入れようとしているようですが、「開口元の間仕切を選択してください」とメッセージが出て上手く入力が出来ないようです。
こちらの記事では、このメッセージがなぜ出ているのか、どうしたら開口が入力できるのかをご説明しますね。


原因はずばり、開口を入れようとしているモードが適していないからです。
今回坪ちゃんが開口を入れようとしているところには、間仕切が入っていません。ですが選んでいるモードは間仕切。これでは対象の間仕切がないので開口が入りません。

開口を入れる対象に合わせてモードを選びましょう。
今回は壁ボードがあるので、壁編集の開口モードから入れることになります。

(壁ボードの入力がなく、廻り縁や巾木を減算するために部屋の周長に開口を入れる場合は、部屋入力モードにしてくださいね。)


開口が入力できたようですね。よかったね、坪ちゃん。

関連記事:【平兵衛くん】「開口位置が不正です」というメッセージで開口できない




サポートセンター夏季休業のお知らせ

平素はサポートセンターをご利用頂きましてありがとうございます。
誠に勝手ながら、下記日程を夏季休業とさせていただきます。
皆様にはご不便をおかけしますが、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。

夏季休業…2025年8月9日(土)~17日(日)
※18日(月)から通常営業です。




【坪拾い】中間水切の拾い方

坪ちゃんは疑問に思っています。
いつも通り物件を拾っていたところ、先輩から「今回はちゃんと中間水切の本数も出しておいてね」と言われました。坪拾いを使い始めて数年…坪ちゃんは”中間水切”を拾ったことがなかったようです。
インターネットで調べるとなんとなく外壁の部材ということが分かったのですが、坪拾いで拾う方法が分からないみたい。

今回は坪拾いで中間水切を拾う方法をご紹介します。


1.中間水切とは

外壁の途中(1階と2階の間など)に取り付ける部材で、雨水が外壁内部に浸入するのを防ぐ役割があります。中間水切の多くは、サイディングを縦の方向に張っていく”縦張り”で拾われます。
今回坪ちゃんが拾っている物件も縦張りのようですね。

横張りでも上下の張り分けが行われる場合に使われることもあるようです。

2.坪拾いでの拾い方

坪拾いで「中間水切」という拾い項目は見当たりません。ではどう拾えばいいのでしょうか。

ここでポイントとなるのが、中間水切は縦貼りで1階と2階の間につく部材であること。ピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、同じような部分に必要な部材に「横目地」という項目があります。
「横目地」は拾い項目として登録がありますので、ちょっとそちらを確認してみましょう。

拾い項目「横目地」の中に中間水切が部材として登録されていました。つまり”「横目地」を入力すれば中間水切が拾える”ということになりますね。

”中間水切を拾いたいから中間水切という拾い項目が必要…!”と思いがちですが、実は別の項目名で拾われているパターンもあります。

割付部材設定画面で目地自動配置の横目地にチェックを入れておけば、面積を囲った際に横目地が自動配置されます。

積算結果では、横目地の項目の中に中間水切が出ていることが確認できます。

目地自動配置のチェックを付けないまま入力を進めていた場合はこちらの記事をご覧ください。
【坪拾い】目地を後から入力する

<無事、拾えました♪




5年保証満了後のサーバー利用料新設のご案内(2026年4月~)

平素より弊社ソフトウエアをご利用いただき、誠にありがとうございます。

こちらは弊社ソフトをご使用いただいている中で、ネットワーク型プロテクトで運用いただいているお客様へのご案内となります。

このたび、サービスの安定運用および品質向上のため、サーバー維持管理にかかる費用の一部をお客様にご負担いただくこととなりました。これまでは弊社にて全額を負担しておりましたが、昨今の世界的な経済情勢や為替の影響により、クラウドサービスの利用料やインフラ関連費用、サイバーセキュリティ対策にかかるコストが継続的に上昇しております。継続的なサービス提供体制を維持するため、やむを得ず以下の通り変更させていただきます。


■サーバー利用料の新設について

・開始日:2026年4月1日
・金額:年額40,000円(税抜き)
・対象ソフトウェア:坪拾い・平兵衛くん・平兵衛くん防水版


■今後のご利用について

5 年保証期間中は、サーバー利用料はかかりません。

(例1)5年保証が2026 年8月末日までの場合、上記開始日は 2026年4月1日となっていますが、5年保証満了の 2026年8月末まではサーバー利用料はかかりません。2026年9月1日より対象となります。

5 年保証期間が満了する3か月前に運用支援サービス加入のご案内を送付させていただきます。
運用支援サービスにご加入いただければサーバー利用料は無償になります。

運用支援サービスにご加入いただかず、引き続きネットワーク型プロテクト認証をご使用いただく場合、2026年4月1日よりサーバー利用料のお支払いをいただくこととなります。

(例2)5年保証期間が2025年11月末日までの場合、運用支援サービスのご案内を8月中に送付させていただきます。そのご案内に「サーバー利用料ご負担のお願い」を同封させていただきます。
運用支援サービスへご加入した場合、サーバー利用料は無償となります。
運用支援サービスにご加入せず、引き続きネットワーク型プロテクト認証をご使用いただく場合、サーバー利用料は 2025年12月1日から2026年3月末日まではかかりませんが、2026年4月1日よりお支払いをいただくこととなります。

※5年保証満了の時期がご不明な場合はサポート保証書をご確認ください。
お手元にない場合は、お問い合わせをお願いいたします。


お客様にはご負担をおかけいたしますが、今後も安定したサービスの提供に努めてまいりますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ窓口 サンユー販売株式会社 姫路営業所
メール:sc@homes.ne.jp
電話番号:079-221-5800 FAX:079-287-2499




【坪拾い】変わった形の軒天面積の拾い方

< 軒天面積を拾う時、2点クリックをして奥行の長さを設定すると思います。上記のように奥行が変わった感じの場合はどうやって拾えばいいでしょうか?そもそも拾うことは出来るのでしょうか?

< はい。少し工夫は必要ですが拾えます。順番にやり方をご紹介しますね。


1.奥行が途中で変わる場合

奥行が途中で変わるような場合は、シンプルに入力を分けてしまいます。
下図の例では、途中までが1500㎜・残りが750㎜です。入力を分けてそれぞれ奥行を設定しましょう。

(クリックで画像を拡大できます)

2.奥行が斜めになっている場合(三角形)

奥行が斜めになっている場合(平面図で見ると三角形)、三角形の面積は「底辺×高さ÷2」で求められますので、奥行の数値を半分で設定します。
下図の例の場合、奥行は500㎜ですが250㎜で設定しましょう。

(クリックで画像を拡大できます)

3.奥行が斜めになっている場合(台形)

奥行が斜めになっている場合(平面図で見ると台形)も三角形と同じような考え方で奥行を工夫します。台形の面積は「(上底+下底)×高さ÷2」で求められるため、2つの奥行を足して半分にした数値を設定します。
下図の例の場合、奥行は1250㎜(1000㎜+1500㎜÷2)で設定しましょう。

(クリックで画像を拡大できます)

困った時は・・・

奥行を計算するのが逆に手間に感じたり、物件によってはこれらのパターンで対応出来ないケースがあるかもしれません。そういったときは、平面図を読み込んで使っていないグループの面積を選んでなぞるという方法があります。
物件によって方法を使い分けてみてください。

この方法で軒天を拾った場合、集計では選択したグループの「面積」として表示されます。

※面積を使った軒天の拾い方については、下記の記事の中でも詳しく説明しています。
【坪拾い】軒天材の枚数を拾う