【坪拾い】屋根伏せ拾い出し練習問題④:同一外壁線上に軒と袖がある

練習問題前に… 屋根伏せ図モードを初めて使われる方へ

まずは屋根伏せファーストステップマニュアルで基本機能をチェックしてください!

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練習問題4

屋根伏せ図モード機能習得のための、練習問題をご用意しました。
難易度 ★★★☆☆
作図時間目安 15分~20分

ぜひ図面をダウンロードしてチャレンジしてみてください。
図面→ https://software.sanyu-apps.com/download/yanefuse/yanefusepractice4.pdf
答え合わせと手順は下記に記載します。


☆この伏せ図を作るポイント

①軒と袖が変わる箇所で外壁線を区切る
②出幅込みで下屋を作成


答え合わせ

↓完成図

↓積算結果 ※拾出表示にしています


作成手順

1.大屋根(2F屋根)の作成

① 2Fの平面図を参考に、外壁を作成します。
この物件の場合、西面の屋根の形状に着目します。
西面は壁のラインは一直線ですが、屋根は途中まで軒、途中から袖(ケラバ)になります。

このように屋根の属性が切り替わる場合は、外壁線も分割して作図します。
(1500↑ 5500↑ と分けてサイズ入力)

②屋根形状設定は、
勾配6寸 出幅400mm 寄棟
で設定します。

③【軒袖変更】を選択します。
南と東西の切妻部分を「袖」に変更します。これで大屋根は完成です。

2.下屋1(1F屋根)の作成

①西面の下屋を作図します。
【外壁線入力】の四角形入力で、縦7000mm、横500mmの外壁線を作成します。
勾配、出幅はそのままで、西向きの流れの形状で作成します。

②【軒袖変更】で壁取り合いを設定します。
今回は「袖あり」の400mmで設定します。下屋1完成です。

3.下屋2(1F屋根)の作成

①次に東面の下屋(玄関上の屋根)を作図します。
この屋根は1階の外壁ラインより外側に屋根が付きます。

このような場合は、壁のラインをそのまま外壁線としてを取ることが難しいため、
屋根のラインを外壁線として作図していきます。
【屋根形状設定】では、出幅はすべて0mmに設定します。

【軒袖変更】で壁にぶつかるラインを「壁取合」に設定し、完成です。

【屋根材割付】ボタンを押して、屋根材を配置したら完了です。


その他の練習問題

練習問題①
練習問題②
練習問題③