【平兵衛くん】印刷の表示が見えづらい場合の対処法

図面印刷した際に、割付の線が見えづらい、表示をもう少し拡大したい!ということはありませんか?
いくつかの対処法をご案内いたします。


対処法1:部屋の透過率を調整する

部屋を配置すると、透過された色で塗りつぶしされます。
透過率を下げることで、より濃い色で印刷することができます。

<透過率の設定方法>
表示→透過率調整をクリックします。
印刷の部屋の透過率を低めに設定します。

透過率を下げる前に比べ、部屋の表示がくっきりします。
割付の線も比較的見えやすくなります。


対処法2:図面をトリミングする

図面の入力以外の部分をトリミング(切り抜く)ことで図面を拡大することができます。
トリミングはExcel上で行います。

<図形のトリミング方法>
Excelの画面で、図形を右クリック→トリミングを選択します。

枠をドラッグし、必要な部分だけを切り抜きます。

切り抜き後の画像を[Shift]キーを押しながら拡大します。([Shift]キーを押さずに拡大すると縦伸び・横伸びの可能性があります)
表示が拡大され、割付が見えやすくなります。


対処法3:入力画面をスクリーンショットし貼り付ける

対処法1,2を試しても、どうしても画質が粗くなってしまう…という場合は最終手段です。
入力画面をスクリーンショットし、印刷のExcelに貼り付けましょう。

<スクリーンショット方法>
キーボードの[Windows]キー+[Shift]キー+[S]キーを同時に押します。
画面が暗くなりますので、スクリーンショットしたい範囲をドラッグし囲みます。

出力したExcelの画像を削除し、貼り付けます。




【Excel】集計結果の保存や印刷時に使えるワンポイント操作

集計結果をエクセルで開いた後、編集や印刷をする際に便利なエクセルの機能をご紹介します。



1.集計を編集&上書き保存をしたのに、再度開くとリセットされていた場合

CSV形式のまま上書き保存をしていませんか?CSVは文字列だけが保存される形式のため、エクセルの罫線や列の幅・色などの情報は保存されません。形式が「.CSV」となっている集計は、形式を「.xlsx」に変更して保存しましょう。

※xlsx形式で保存した後に平兵衛くんで集計を更新した場合、xlsx形式で保存したファイルには反映されません。


2.印刷をするときに1ページ内に情報が収まらない場合

等倍の表示では、用紙の1ページに入りきらないことが多いです。
[ファイル]→[印刷]に進んだ後の画面で、印刷時の拡大・縮小を変更してみましょう。おすすめは「すべての列を1ページに印刷」です。印刷の方向を「縦」から「横」に変更してみてもいいかもしれません。


3.集計の一部分だけを絞り込んで印刷したい場合

部材拾い集計などで「全ての結果ではなく1図面だけの結果を確認・印刷したい」と思ったことはありませんか?エクセルのフィルター機能で表示を絞り込むことが出来ます。




【平兵衛くん10】天井・床の下地材を手動で編集する

「柱周りの足りない下地を追加したい」「重なってしまった野縁を消したい」
といった場合は下地を手動編集していただけます。

編集方法をご案内します。


編集する前に 下地を画面表示させる

画面左下の画面表示メニューにて
割付:下地 にします。


編集手順

天井下地を例にご説明します。

【天井編集】の[下地]メニューで手動追加します。
※床の場合は【床編集】になります。

下地材の追加

左のメニューより追加したい部材を選択します。
必要な部分をクリック―クリックで入力します。
天井の吊りボルト、床の支持脚・補強脚については、1点クリックで1か所配置されます。

下地材の削除

部材を削除したい場合、下地材を1つずつ削除することができます。
削除する下地にマウスポインタを当てて、キーボードDeleteキーで削除できます。

ライン入力

1点クリックの下地材を1列にまとめて入力したい場合は、ライン入力が便利です。
左側の「ライン入力」にチェックをします。
配置したい位置をクリックークリックします。
等間隔(仕様設定で設定した間隔)で配置されます。


関連記事

【平兵衛くん】天井・床の貼り方向・向きを変更する
【平兵衛くん】床・天井の割付位置を変更する




【平兵衛くん10】通常間仕切⇔耐火遮音間仕切を切り替える

平兵衛くんVER10.11.000より、通常間仕切⇔耐火遮音間仕切の切り替えができるようになりました!
切り替えはチェックモードから行います。
(チェックモードの詳しい使い方はこちら


変更手順

1.チェックモードを開き、間仕切の一覧画面左下の[間仕切の種別を切り替える]にチェックを入れ、変更したいNoの部材名の欄をクリックします。

※一括で変更したい場合は、行をドラッグして選択します。

2.部材名の変更画面が開きます。
左下の[通常間仕切/耐火遮音壁に切り替える]をクリックすると、もう一方の種別の選択画面に切り替わります。
変更後の間仕切の名称を選択し、[OK]をクリックすると変更完了です。


変更時の注意点

・変更後の間仕切の「高さ」「長さ」「種類」以外の情報は、全て変更後の間仕切の初期設定が設定されます。変更後の情報は必ず見直してください。
・通常間仕切から耐火遮音壁に変更した場合は、四周シーリングやエンド部スタッドの設定箇所が追加されます。必要に応じて設定を確認・変更してください。
・Mバー壁⇔別の種類の間仕切へ変更はできません。




【平兵衛くん】長さを拾い出したい

㎡数ではなくm数(長さ)を拾い出す方法です。
壁ボード・間仕切において使用できます。
下がり壁など、長さ(m)で積算したい場合にご利用ください。


壁ボードや間仕切を長さ「m」で拾う方法

入力時に『属性1』を「長さ」に設定します。
壁ボードや間仕切りの集計を長さ(m)で出すことが出来ます。

※工種別集計・部屋別明細のみ反映できます。
※属性1を「長さ」に設定した場合、工種別集計では「天井工事」として集計されます。
壁工事として集計したい場合は下記「属性1の設定について」を参照。


属性1の設定について

壁ボード設定・間仕切設定にて、それぞれ属性1の設定を変更することができます。

初期登録では
「長さ」 集計単位:m 集計工種:天井工事
に設定されています。

属性1の設定を変更したり、種類を追加することも可能です。
属性を追加して、天井工事で長さを集計する属性と、壁工事で長さを集計する属性を分けるのもいいかもしれませんね。

※集計工種が反映されるのは工種別集計のみです。


集計結果の確認

長さ(m)の結果は、工種別集計・部屋別明細で確認してください。

≪工種別集計≫
属性1設定で設定した集計単位・集計工種が反映された結果が出力されます。
例:属性1「長さ」の壁ボードを工種別集計表で出力した場合

≪部屋別明細≫
『壁ボード』のページに出力されます。
※部屋別明細に間仕切は出力されません。




【平兵衛くん10】簡易部材登録の使い方

平兵衛くんVER10.11.000より、[簡易部材登録] 機能が追加されました!

簡易部材登録とは、拾い項目名と同じ名称の部材を登録する機能です。
従来の部材登録より簡単な操作で登録することができます。
新しい拾い項目を追加する場合に便利な機能です。
対応箇所:[間仕切設定][壁ボード設定][梁下地設定][仕様設定」[貼物設定]


使い方

例:壁ボード設定に「PB9.5 3×8」を追加登録する

①[各種設定]-[壁ボード設定]にて、拾い項目に「PB9.5 3×8」を追加します。

②画面右下の【簡易部材登録】ボタンをクリックします。メッセージはOKで進みます。

③簡易部材登録画面が開きます。
部材の単位「枚」、根拠「壁割付枚数」、計算式「1」を設定します。

※ロス率や単価は必要に応じて設定してください。
※部材名と仕様名は固定のため変更できません。

④入力後はOKで確定、壁ボード設定画面もOKで終了したら、部材登録完了です。


簡易部材登録の注意事項

・「部材名」「仕様名」は変更することは出来ません。
また、拾い項目と同じ名称の部材が既に登録されている場合、「単位」「基本単価」「備考」を変更することは出来ません。

・登録した部材登録の内容を確認・変更は[簡易部材登録]からは出来ません。
登録後の変更などは、従来通り[部材登録]機能から行って下さい。