【坪拾い・平兵衛くん】JWCADのデータ(.jww)を図面として取り込む方法

今回拾い出し用に渡された図面がJWCADで作られたデータ(.jww)でした!
ファイルから読み込みしようとしましたが、選択肢に出てきません…
この場合はどうしたらよいのでしょうか?

残念ながら当社ソフトで.jwwのデータをそのまま取り込むことはできません。
PDFもしくはDXFデータに変換してから取り込んでください。
やり方をそれぞれご説明します。




1.PDFに変換して取り込む(オススメ!)

※JWCAD画面での操作です。お使いのJWCADのバージョンによって画面が異なる可能性がございます。

.jwwファイルを開きます。
ファイル→印刷を選択します。

プリンターの設定が表示されます。
PDFに変換できるプリンターを選びましょう。
Microsoft標準のものだと「Microsoft Print to PDF」になります。

印刷モードに切り替わります。
まずは【範囲選択】を押して印刷範囲(赤枠)を決めます。
赤枠のサイズを変える場合は、倍率を変更して調整してください。
印刷範囲が決まったら図面上でクリックし、【印刷】ボタンを押します。

名前を付けて保存する画面が表示されます。
PDFを保存する先とPDFの名前を決めて保存してください。

JWCADでの操作はここまでです。
拾い出しソフトでPDFデータを「ファイルから」取り込んでください!
PDFの取り込み方法はこちら


2.DXFに変換して取り込む

※JWCAD画面での操作です。お使いのJWCADのバージョンによって画面が異なる場合がございます。

.jwwファイルを開きます。
ファイル「DXF形式で保存(E)」を選びます。

ファイル選択画面が出ます。
ファイルを保存したい先のフォルダを選択し【新規】ボタンを押します。

新規作成画面が現れます。
名前を付け、新規「ファイル」保存形式「DXF」で【OK】ボタンを押します。
指定したフォルダにDXFファイルが保存されます。

JWWCADでの操作はここまでです。
拾い出しソフトに切り替えましょう。


(ここから坪拾い・平兵衛くんでの操作)

図面の簡単読込で「ファイルから」を選択し、次へ進みます。
保存したDXFファイルを選び、開きます。

DXF読込画面が出ます。
ソフトに取り込みたいレイヤにチェックを入れ、【決定】を押すと取り込み完了です。

補足:一部だけ切り抜きたい場合は、読込画面上で四角にドラッグするとトリミングできます。


JWWデータ変換のポイント
JWCAD時点で情報量を少なくしておくことがおすすめです。
データが重すぎるとソフトに取り込んだ際にエラーになることがあります。
DXF化よりPDF化のほうが情報量が絞られるため、安定して取り込むことができます。




【坪拾い・平兵衛くん】ID・パスワードが分からないときは

ソフトご利用の中で、ID・パスワード・会員番号(カスタマID)などが分からない場合は下記から当てはまるケースの対処法をご参照ください。




ケース1:ソフト起動時のID・パスワード

アイコンをクリックして起動した時の、ID・パスワードが分からない場合の対処法です。
こちらはご契約形態により対処法が異なりますので、当てはまる方法をご確認ください。


1)プロテクタキーでのご契約の場合

USBのプロテクタキーをPCに挿しこんでログインしてください。
プロテクタキーは下画像ような形状で、番号が記載されたタグが付いたUSBです。※紫色の場合もあります
パソコン本体に挿しこみ正常に認識されると先端のランプが光ります。
プロテクタキーが認識できている場合、起動時のログイン画面はスキップされます。

キーを挿しこんでもランプが光らない・ログインできないという場合は下記記事を参考に対処してください。
『プロテクタが認識しない/起動時にログイン画面が出てくる』


2)ネットワークライセンスでのご契約の場合

ログインID・パスワードは「お客様登録完了のご案内・納品確認書」に記載しています。※ピンク色の用紙です
ご購入時にパッケージと共にお渡ししています。
納品確認書を紛失された場合は、サポートセンターまでご連絡ください。


ケース2:アップデートの設定に必要なカスタマID

カスタマID設定のカスタマIDが分からない場合の対処法です。
こちらは自動アップデートに必要な設定です。

カスタマIDは、お客様登録完了のご案内・納品確認書もしくは「サポート保証書」に記載されています。
※カスタマIDに「♯(シャープ)」は不要です
上記書類はどちらも、ご購入時にパッケージと共にお渡ししています。
納品確認書・サポート保証書を紛失された場合は、サポートセンターまでご連絡ください。


ケース3:どこでもデータBOXのパスワード

カスタマID設定のどこでもデータBOXの設定が分からない場合の対処法です。

どこでもデータBOXのパスワードは、下記の書類よりご確認いただけます。

2023年3月以降に導入いただいたお客様:お客様登録完了のご案内・納品確認書に記載されています。
2023年3月以前に導入いただいたお客様:「どこでもデータBOXパスワード変更のご案内」を郵送でご案内しています。

※注意※
どこでもデータBOXのパスワードはお客様自身でも変更可能であるため、書類に記載の番号とは異なる場合がございます。
社内でどこでもデータBOXが設定されている別のPCがある場合は、そのPC上でパスワードを表示して確認いただく方法が確実です。


ケース4:サポート通信(ダウンロードページ含む)にログインするユーザー名・パスワード

サポート通信の記事の閲覧や、ソフトの各種ダウンロードページにログインする番号が分からない場合の対処法です。

こちらはユーザー名・パスワードともにカスタマIDと同じ番号ログインできます。
※カスタマIDに「♯(シャープ)」は不要です

カスタマIDは、お客様登録完了のご案内・納品確認書もしくは「サポート保証書」に記載されています。
上記書類はどちらも、ご購入時にパッケージと共にお渡ししています。
納品確認書・サポート保証書を紛失された場合は、サポートセンターまでご連絡ください。


ケース5:サポートセンターに電話をかける際の会員番号

サポートセンター(0120-840-822)にお電話いただく際に必要になる会員番号が分からない場合の対処法です。

会員番号=カスタマIDになります。

カスタマIDは、お客様登録完了のご案内・納品確認書もしくは「サポート保証書」に記載されています。
上記書類はどちらも、ご購入時にパッケージと共にお渡ししています。
納品確認書・サポート保証書を紛失された場合は、サポートセンターまでご連絡ください。

※お電話いただく際は、会員番号のあとに♯(シャープボタン)を押すのをお忘れなく!


<解決できない場合>

サポートセンターお電話またはメールにてお問合せください。
ID・パスワードを貴社へFAXまたは郵送にて通知させていただきます。

サンユー販売 サポートセンター
TEL:0120-840-822 ※カスタマIDが必要です
営業時間:指定土曜日・日祝を除く9:00~12:00,13:00~17:30

※カスタマIDが分からない場合はメールでお問い合わせください。
MAIL:sc@homes.ne.jp




【平兵衛くん防水版】長さを分割する

1本で入力された長さについて、中央部分を削除したい・種類を変えたいと思ったことはありませんか?
そういったときは長さを分割して、入力を分けましょう。


長さを分割する方法

1.[長さ編集]モードに入る。
2.分割したい長さを右クリックで選択する。
3.[長さ分割]をクリックする。

4.長さ分割画面が出てくるため、基準点から分割したい位置までの長さが分かれば数値を入力して[OK]。もしくは分割したい位置を左クリックで指定する。
5.確認メッセージが出たら[はい]をクリックする。

今回は、2回分割する必要があるので同じ作業をもう一度行う。

6.分割した部分で入力が区切れているため、中央部分の長さを右クリックで選択し、[削除]する。




【平兵衛くん】【平兵衛くん防水版】消しゴム機能で図面の書き込みを削除する

図面への書き込みや、コピーの際に入り込んだごみなど、不要なものを消したい時、「消しゴム」機能を使います。


消しゴム機能の使い方

1.[図面読込]→図面を選択→[加工]を開く。

2.[消しゴム]をクリック→マウスカーソルが四角い表示になったら、消したいところをドラッグする。

(消しゴムのサイズは「サイズ」のボタンをクリックすることで切り替えることが出来ます)

3.[図面保存]→元の名前と同じ名前にして[保存]→上書きでよければ[OK]を選ぶ。

4.[図面作成完了]→[OK]を押して図面の加工モードを終了する。

5.加工完了!!




ネットに繋がっていなくてもソフトは使えるの?

<今度外出先でソフトを使いたいのですが、インターネットの環境がありません。以前、会社のネット接続が出来なかったとき、ソフトを起動すると「インターネットに接続されていません」と表示されているのを見たことがあります。ネットに繋がっていないとソフトは使えないですか?

<プロテクタキー認証の場合は、オフラインの状態でもご使用いただけます。
対象のソフトは坪拾い・平兵衛くん・平兵衛くん防水版です。ソフト起動後のタイトル画面にはWEBページが表示されているため、ネットに繋がっていないとオフライン用の画面が表示されてしまいます。リモートサポートやどこでもデータBOXなどはネットを使用するので一部制限されてしまいますが、[システム設定]~[部材登録]などの左側のメニューは問題ありません。いつも通り[スタート]→[作成]を押して、物件を新規作成したり、既存物件を編集したりすることは出来ますのでご安心ください。
※ネットワークライセンス認証の場合はインターネット接続が必須です。ソフトの使用中は必ずインターネット環境をご用意いただくようお願いいたします。

<そうなんですね!うちはキーを挿して使っているので外でも使えそうです!よかった!

<ただ1点だけご注意いただきたいこととしては、外出先でプロテクタキーを失くさないようお願いします。
保守サービスには故障時の無償交換が含まれますが、現物との交換をさせていただいております。キー本体の紛失時の再発行は行っておりませんので、必ず失くさないようにお願いします。

<ハッ!これは気を付けます!大き目のキーホルダーを付けるなど対策を検討します!




物件を圧縮・解凍する

拾った物件のデータを他のPCに送りたい!
PCの容量が圧迫されてきたので、データを整理するためにバックアップを取っておきたい!
物件をサポートセンターに見てほしい!

そんなときには「物件圧縮・物件解凍」機能が便利です。
使い方をご案内します。



※例として坪拾いの画面でご説明しますが、平兵衛くんの場合も同様です。


物件圧縮

タイトルの【物件整理】を開きます。

物件整理画面で、データを圧縮したい物件名をクリックで選びます。
※坪拾いで外壁データのみ・屋根データのみ圧縮したい場合は、項目の丸印を選択してください。
【物件圧縮】ボタンをクリックします。

圧縮先のフォルダを指定します。
デフォルトの指定先は下記のフォルダになります。
坪拾い:      C:\Tsubohiroi\Tsubohiroi_press
坪拾い見積り版:  C:\TsuboMitsu\Tsubohiroi_press
平兵衛くん10:   C:\Heibei10\Heibei_press 
平兵衛くん防水版: C:\HeibeiWP2\Heibei_press

バックアップを含めるかなどのオプション設定を行ったうえで、OKを押します。
確認メッセージは「はい」で進めます。

サポートセンターにデータを共有したい場合は、圧縮時に「サポートコールセンターにメールを送信」チェックを入れると、メールでサポートセンターにデータを送ることができます。

圧縮終了のメッセージが出たら、圧縮完了です。
圧縮後は「作成者名_物件名_[物件].lzh」といった名前の圧縮ファイルが出来上がります。

※圧縮ファイルの名前は変更しないようにしてください。物件解凍できなくなる可能性があります。

他のPCにデータを送りたい場合は、圧縮ファイルをメールやネットワークドライブなどを使って共有してください。


物件解凍

タイトルの【物件整理】を開きます。

物件整理画面が開きます。【物件解凍】ボタンを押します。

ソフトで圧縮したlzhファイルを参照し、開きます。
「解凍が完了しました」というメッセージが出たら、完了です。
スタート画面から物件を開くことができます。


物件の共有方法として、物件圧縮・解凍機能の他に「どこでもデータBOX」という機能がございます。
弊社のサーバーを介してデータを共有する方法です。
詳しくは別記事を参照ください→【どこでもデータBOX】データをサーバーに保存する バックアップをとっておく