年率換算90万戸割れが続く、1月の住宅着工戸数

画像:月ごとの新設住宅着工戸数と前年同月比の推移

国土交通省は2月29日、2016年1月の新設住宅着工戸数が6万7815戸で前年同月比0.2%増と、前月の減少から再び増加に転じたと発表した。貸家は前年同月比で増加したが、持ち家と分譲住宅は減少した。季節調整済み年率換算値では87万3000戸と、5カ月連続で90万戸を割り込んでいる。
着工戸数の詳細は次の通り。持ち家は、2万264戸で前年同月比0.1%減と2カ月連続で減少した。貸家は、2万8288戸で同5.3%増と3カ月連続の増加になった。分譲住宅は、1万8903戸で同5.7%減と2カ月連続の減少。分譲住宅のうち、戸建て住宅は同8.9%増の1万359戸で3カ月連続の増加、マンションは同19.2%減の8383戸で5カ月連続の減少となった。

(日経アーキテクチュア 2016/2/29)