【坪拾い】カーブ入力の使い方

≪この記事を読む前に…≫
こちらの『カーブ入力機能』は坪拾いVer08.06.001で追加されています。
お使いのバージョンがVer08.06.001未満の場合はアップデートを行ってください。
≫アップデート方法はこちら


屋根がアールになっている外壁や、円開口を入力する際に「カーブ入力」機能が便利です。
3点クリックで曲線に近い形をとることができます。

≪カーブ入力の使い方≫

1.入力モードは「多角形」かつ「フリーモード」にしておきます。

2.半円の ①始点 ②頂点 ③終点 を3点クリックします。

3.【カーブ入力】ボタンもしくはキーボードのRキーを押します。
  3点の間に点が追加され、カーブに沿った入力になります。

4.Enterキーを押すと面を閉じることができます。

★カーブ入力をやり直す場合

【カーブ取り消し】もしくはキーボードのLキーで始点まで戻ります。

★円開口の場合

1.半円分をカーブ入力で作り、つづけてもう半円もカーブ入力で作成します。

2.始点と点が被っていると閉じることができませんので、右クリックで1点だけ戻ります。
  Enterキーを押して開口を確定させます。




【坪拾い】同じ部材を図面から一括で削除する

同じ拾い項目の入力を一括で消す効率的な方法をご紹介します。

坪拾い上で一括削除する方法としておすすめの方法は2種類です。
お好きな方法で削除を行ってください。

どちらの方法も一括削除できるのは図面ごとです。
東西南北など複数図面が分かれている場合は、図面ごとに同じ操作を行ってください。


(例)図面上の「出隅」をすべて削除する

≪方法1:拾い項目の絞り込み表示→全選択→削除≫

①左側の拾い項目一覧から、「出隅」を右クリックします。
図面上の表示が「出隅」のみになります。

②左側のメニューより、【全選択】ボタンを押します。
 図面上に表示されている出隅がすべて選択されます。

③「削除」を選び、メッセージをOKで進むと削除されます。

方法1で削除する際の注意点
絞り込み表示はグループごとになります。
グループ分けをしている場合は、グループごとに切替えて削除が必要です。

≪方法2:チェックモードからまとめて削除する≫

①画面右上の【チェックモード】を開きます。

②左側の表で、消したい拾い項目とそれが所属するグループのチェックのみ入れます。

③右側の表の項目すべてにチェックを入れます。
「すべて」ボタンを押すと一括でチェックを入れることが可能です。

④画面右上の一括操作項目で、左側の選択肢を「削除」にし、【適用】ボタンを押すと右側でチェックをいれた項目がすべて削除されます。

方法2で削除する際の注意点
チェックモードから削除した場合、「もとに戻す」ことができません。
間違いがないかしっかり確認して、削除を行ってください。




【坪拾い】あらかじめ建具サイズを登録して開口:「建具サイズ入力」の使い方

【建具サイズ入力】機能の使い方をご紹介します。
サイズを登録した建具を選択し、建具開口をすることができます。


登録方法

【建具サイズ入力】をクリックします。

②建具サイズ入力の開口画面が出ます。
【サイズ登録】をクリックします。

③建具サイズ登録画面が出ます。
建具の名称、縦・横のサイズを入力し【登録】を押します。

④登録したものは、右の登録リストに追加されていきます。
 すべて登録が終わったら、【閉じる】で終了します。

※登録した建具サイズはすべての物件共通で使うことができます。


開口方法

建具サイズ入力の開口画面より、これから入力したい開口の種類を選択します。

基準点を上にしている場合は、開口部の上部分をなぞって入力してください。
基準点を下にしている場合は、開口部の下部分をなぞって入力してください。

なぞったラインのちょうど中央に開口が配置されます。
あらかじめ指定したサイズに補正された開口が入ります。


関連記事

『建具開口』と『開口』の違い・『一括開口』の使い方
開口を避けて役物を配置する
『建具開口』ボタンがない




【坪拾い】入力を塗潰で分かりやすく表示する(画面表示の切り替え)

坪拾いでは、入力した部材の表示方法が5種類あります。
初期設定は枠のみの表示ですが、塗潰表示に切り替えることで、入力した部分を強調させることができます。
入力の確認がしやすくなったり、印刷の表示がはっきり分かりやすくなります。

画面表示の切り替えは画面上部のメニューから行います。

入力段階によって、見やすい画面表示に切替えながらご利用ください。


枠のみ
すべて枠線のみの表示です。

枠のみ(ライン塗潰)
→役物類のみ塗りつぶしになります。

ハッチ(ライン塗潰)
面積には斜め線(ハッチ)、役物類は塗りつぶしになります。

すべて塗潰
→面積・役物類すべて塗りつぶし表示になります。
濃い緑の板はまもの板(カット無)、薄い緑の板は切物板(カット有)という意味です。

塗潰有り(色区別なし)
→面積・役物類ともに塗りつぶし表示になります。
まもの板・切り物板のどちらも薄い緑色になります。


画面表示は、そのまま印刷に反映されます。
見やすい表示に変更して印刷してください。




クリップボードからPDFの図面を読み込む

「ファイルから」PDFが読み込めない場合は、「クリップボードから」の読込を行ってください。
クリップボードに保存させるために、PDF閲覧ソフト側でスナップショットを先に撮影する必要があります。

こちらの記事ではPDF閲覧ソフト(Adobe Acrobat Reader DC)でスナップショットを撮影し、平兵衛くんに取り込むまでの方法をご紹介します。


◆クリップボードとは…
お使いのパソコン側でテキストや画像を一時的に保存しておく場所のこと。一定時間経過すると消えてしまいます。


スナップショットの撮影から平兵衛くんでの読込まで

1.【簡単読込】を選択します。

2.【クリップボードから】を選択します。

3.平兵衛くんの画面はそのまま残しておいて、取り込みたいPDFの図面を開きます。
※Microsoft Edgeなどのウェブブラウザで開いてしまう場合は…PDF開くソフトを変更してください⇒PDFを開くソフトの変更方法

4.【スナップショット】ツールを選択します。
旧バージョンの場合:【編集】→【スナップショット】をクリックして下さい。
新バージョンの場合:【三メニュー】→【元に戻す、やり直しなど】→【スナップショット】

お使いのソフトによって画面周りが異なります。ボタンの場所が画像と違う場合もありますのでご了承ください。
※【コピー】など、他のツールを使われると、縦横比が変わってしまう場合があります。【スナップショット】を使うようにしてください。

↓旧バージョン

↓新バージョン

5.図面の上で1回左クリックして下さい。コピーされた範囲が青くなります。

6.平兵衛くんの画面に戻ります。
【次へ】をクリックすると図面が取り込まれます。
※図面がぼやける場合は…図面を拡大してからスナップショットを撮ってください。⇒解像度を固定する方法




【坪拾い】バックアップ機能の使い方

坪拾いでは、終了時の自動保存以外に、定期的にデータのバックアップを取っています。

○○時ごろのデータに戻したい
ソフトが落ちて入力のデータが消えてしまった
といった場合にお使いください。

※物件内のすべての図面がバックアップ時の状態に戻りますので、ご注意ください!


読み込み方法

物件の中で【ツール】【バックアップ読込】をクリックします。

出てきた画面で、戻したい日時をクリックし、「OK」を押します。

「バックアップデータを読み込むと、現在の物件データは失われます。よろしいですか?」と表示されますので、「はい」で進みます。

選択した日時のデータに復元されます。
物件内のすべての図面に変更が適用されます。


バックアップの設定は、システム設定から確認いただけます。
システム設定はタイトル画面にあります。

システム設定画面左下の「バックアップ設定」でチェックが入っていればONの状態です。(初期設定はONになっています)
バックアップの間隔や、保存できる数の設定変更ができます。